ブライダルジュエリーを賢く選ぶには

スタイルというのはかなり特殊なもので、一応ルールのようなものはありますが、ルールは常に破られています。ただ、結婚式はあなたの人生の中で最も大切な瞬間のひとつなのですから、ジュエリーを含め、すべてを完璧に見せたいと思いますよね。
そんな特別の日なのにどんなジュエリーを選んでよいかわからない、という方のために、ミニガイドをご用意しました。ウエディングドレスのアクセサリー選びにお役立てください。

頑張りすぎないこと

ブライダルジュエリーを選ぶ際の第1のルールは、やりすぎないことです。ジュエリーがどんなに魅力的であろうと、ジュエリーの方が注目されるような事態は避けたいですよね。「レス・イズ・モア(少ないことが豊かなこと)」の教えに従い、体中を金属アイテムで覆うようなことはせず、ミニマルデザインを心がけましょう。

ウェディングドレスにジュエリーを合わせる

シルバーとゴールドのどちらにするか迷う場合は、ドレスのデザインに従いましょう。
ホワイトカラーのドレス:シルバーやプラチナのジュエリーと組み合わせると、白が映えます。
アイボリーカラーのドレス:ゴールドのジュエリーがクリームの色合いのエレガンスさを引き立ててくれます。
シャンパンカラーのドレス:ライトベージュのウェディングドレスの場合、ゴールドのジュエリーと組み合わせると、カラーが見事に映えます。このほか、ラインストーンとバーニッシュドシルバーを組み合わせたジュエリーも、この色のドレスを際立たせます。
ブラッシュカラーのドレス:このカラーのドレスに最も合うのは、ローズゴールドのジュエリーです。

ネックラインを意識して

ジュエリーを選ぶ際には、ドレスのデコルテ(首筋から肩周り、胸元まで)が重要な役割を果たします。
ストラップレスまたはスイートハート・ネックライン:視線をトップ部分に集中させ、あなたの笑顔を引き立たせるために、短めのネックレスやチョーカーを首に装ってはいかがでしょうか。ちなみにこのスタイルは、再流行の兆しを見せています。どうやら、時代を超越したスタイルのようですね。
ネックレスなしでいきたい場合は、代わりにシャンデリア形状のステートメントイヤリングを耳に付けてもOKです。髪をまとめて顔にかからないようにし、生花を2~3本髪に飾ります。
視線を集中させるのはデコルテであることを意識しながら、ブレスレットも小さめのものであれば付けても構いません。


Vネック:Vネックは、デコルテを装うためにデザインされています。ペンダントかチョーカーのどちらかを選んでもいいですし、目立たないものであれば、両方を重ねて着けてもいいでしょう。ネックレスとペアのイヤリングやピアスを合わせてもいいですが、小さめのものにしましょう。
ホルターまたはリバースホルターネック:この場合は、蔓形状のヘッドドレスやヘッドバンド、櫛、ピンなどのアクセサリーで髪を飾ってみてください。花模様、宝石をちりばめたもの、光沢のあるものなど、出したい効果に合わせて選びましょう。レトロな雰囲気を出したい、という方には、飾りの付いたバードケージベールはいかがでしょうか。誰もがハッとすることうけあいです。

あらゆるオプションを考慮に入れる

それでもジュエリー選びはウェディングドレス選びよりも難しいとおっしゃるあなたには、検索に頼りましょう。例えば、これなら気に入った、これならお金を費やしてもいい、と思えるようなジュエリーを1つ見つけてはどうでしょう。それでもまだお迷いだと?

まだ迷うという方には、ダイヤモンドのスタッドピアスや真珠はどの時代でも定番だと申し上げておきましょう。ただ、セットで買うのは止めましょう。セットも昔は人気がありましたが、今どきのブライドは、コーディーネートされすぎたアクセサリーを避ける傾向にあります。

自分のオリジナルのスタイルを見つける

ブライダルジュエリーを選ぶときに特に大切なのは、自分らしさを出すことです。自分の個性を反映し、身につけてみて自分にしっくりくるジュエリーを選びましょう。例えば、シャンデリア形状のイヤリングがお気に入りなのなら、それで決めるのもいいと思います。誰にも邪魔させることなく、自分の目的を達成するのが何よりですから。